
「暑さで脱水 夏血栓 に注意」
暑さが続く中、注意が必要なのが、脱水がもたらす「夏血栓」である。
脱水が進むと血液中の水分も減少。血液の塊「血栓」ができて、血管が詰まる恐れがある。
新型コロナウイルスの影響でマスクを着けている今夏は、口の中が潤っていると錯覚し、特に水分不足に気付きにくい。s
水分をこまめに摂る必要がある。
夏に怖いのは、熱中症だけではない
大量に汗をかく夏は、水分不足から血液がどろどろになって血栓ができやすい状態に。
血栓は、肺や脳などに飛んで血管を詰まらせる。
脚の静脈にできた血栓が肺の血管に飛んで呼吸困難を引き起こすのが「エコノミークラス症候群」
飛行機や車の中で長時間同じ姿勢で座り続けるなどして静脈がよどんだ場合にも起きやすい。
また、脳の血管が血栓によって詰まる脳梗塞も注意が必要。
脳梗塞は顔の片側がまひしたり目が見えにくくなったりといった症状が出る。片側の手足に力が入らなくなることも。
脳に血が行かなくなる時間が長くなるほど脳細胞は元に戻らず、死に至ったり後遺症が出たりする。
疑われる場合は迷わず救急車を!!
合言葉は
☆顔のゆがみ(Face)
☆腕のまひ(Arm)
☆言葉の障害(Speech)
(に突然見舞われたら)
▽一刻も早く一一九番(Time)
の頭文字「FAST」である。
夏血栓を防ぐには何よりも水分補給。
激しい運動をしなくても一日に体から排出される水分は尿や汗、便など合わせて二・五リットルにも。
同じ量を体内に入れるには、代謝で生まれる水分〇・三リットルのほか、
飲料水で一・二リットル、食事で一リットルの水分をとることが目安である。
高齢者が脳梗塞で救急搬送される時間帯は、深夜から朝方が多くを占める。
脱水症を原因とする例が目立つのは、夜中にトイレに起きるのを避けようと水分を控えた影響ため。
脱水のサインは手に表れやすい。脱水状態になると全身の血流が悪化。
より重要な脳や心臓などの臓器が優先され、手
に血液が巡りにくくな。
その結果、指先が冷たくなったり、皮膚の張りがなくなったりする。
普段は水でいいが、脱水症状が疑われるときは、水分と塩分、糖分がバランスよく配分された
経口補水液(OS-1、アクアソリタなど)を飲むと、水分が吸収される小腸まで素早く届く。
口から何も飲めない、意識がはっきりしない場合は救急車を呼ぶことが重要だ。


夏は屋外の暑い環境のほかにも
クーラーをつけて、涼しい室内でのどの渇きにも
気づかなかったり、睡眠時に汗をかいて脱水症状が起こる可能性がある。
また、コロナウイルスの影響により、
リモートワークが増え、長時間で同じ体勢でいることが
エコノミークラス症候群の原因になりうる。
時間を決めて水分補給をするなど
意識して水分を摂るだけでなく、
納豆、玉ねぎ、青魚など、血液をサラサラにする食材を
食事に取り入れることが夏血栓の予防に
つながると思う。
できることから、生活に取り入れて
体調管理をすることが大切だと思った。
おしまい
