
ミカンを多く食べる女性ほど、
閉経後の骨密度の低下が起きにくいことがわかりました



独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所(茨城県)の調査でわかりました。
この栄養疫学調査の対象になったのは、
静岡県浜松市(旧三ケ日町)の住民


浜名湖の北岸にあり北三方を山で囲まれ、温暖な気候を利用して
全国的に有名な「三ヶ日みかん」が作られています

三ケ日町住民699人の骨密度を調査し、βカロテンなどカロテノイドの血中濃度や、果物・野菜の摂取量との関連を解析し、
みかんの摂取量が多い女性の方が、骨密度が高かったのです

女性が更年期を迎え、女性ホルモンのエストロゲンが少なくなると、骨がもろくなりますが、
これは、エストロゲンに骨を壊す破骨細胞を死なせる働きがあるからだということがわかっています。
この破骨細胞を抑制する働きで骨を丈夫に保つお薬で、
ボナロン、(アクトネル、ベネット)というお薬があります


このお薬は骨の無機質表面でのハイドロキシアパタイト結晶の形成・溶解を抑制する作用と,破骨細胞の抑制作用を有しているといわれています。
服用上の注意点を下記に紹介します

①起床時に服用
②コップ一杯の多めのお水で服用
③30分間は横にならずに水以外の飲食を避ける
④適切なカルシウムとビタミンDの摂取が必要です。
(但しカルシウムはお薬とはずらして摂取すること)