薬学生のスクラップ2024年度 第2期 ②
『老化細胞除去と加齢疾患』

老化細胞と糖尿病治療薬
年を取るにつれてたまり、体の衰えなどにつながるとされる「老化細胞」を
糖尿病の治療薬を使って取り除くことにマウスの実験で成功したと、
順天堂大学などのグループが発表しました。
加齢に伴う病気の治療などにつながる可能性があるとして注目されています。
老化細胞とは
この研究は、順天堂大学の南野徹教授らのグループが科学雑誌「ネイチャー・エイジング」で発表しました。
「老化細胞」は、成長が止まって分裂しなくなった細胞で、通常は免疫などによって除去されますが、
一部が加齢に伴って体にたまり、体の機能の低下や病気に関わるとされてる。
SGLT2阻害薬の効果
グループは、「老化細胞」がたまったマウスに糖尿病治療薬として使われている
「SGLT2阻害薬」という薬を投与して、「老化細胞」に変化がでるかを調べました。
その結果、薬を投与したマウスは、内臓脂肪の「老化細胞」が47%減少していて、
動脈硬化の状態などが改善していることが確認できたということです。
老化防止の作用機序
グループによりますと薬を投与したマウスでは特定の酵素が活性化し、「老化細胞」にある
免疫から逃れる働きのたんぱく質を分解していたということで、
免疫によって「老化細胞」が除去されたとみられるということです。
ヒトへの活用への期待
南野教授は「加齢に伴う病気の治療にこの薬が役立つ可能性がある。
ヒトでも同じ効果が確認できるかについて研究を進めたい」と話しています。
学生の感想
私がこの記事に興味を持った理由は、今勉強している糖尿病の薬が
別の方法で役に立つ将来が来るかもしれないと思ったからです。
「SGLT2阻害薬」の作用機序が余分な糖を尿と一緒に排出する
作用のため、体内の糖が減ることで、老化細胞が減少する働きに
繋がるのかなと思いました。
薬が本来の目的以外で用いられるようにする研究は
素晴らしいと感じました。
おしまい
『老化細胞除去と加齢疾患』

老化細胞と糖尿病治療薬
年を取るにつれてたまり、体の衰えなどにつながるとされる「老化細胞」を
糖尿病の治療薬を使って取り除くことにマウスの実験で成功したと、
順天堂大学などのグループが発表しました。
加齢に伴う病気の治療などにつながる可能性があるとして注目されています。
老化細胞とは
この研究は、順天堂大学の南野徹教授らのグループが科学雑誌「ネイチャー・エイジング」で発表しました。
「老化細胞」は、成長が止まって分裂しなくなった細胞で、通常は免疫などによって除去されますが、
一部が加齢に伴って体にたまり、体の機能の低下や病気に関わるとされてる。
SGLT2阻害薬の効果
グループは、「老化細胞」がたまったマウスに糖尿病治療薬として使われている
「SGLT2阻害薬」という薬を投与して、「老化細胞」に変化がでるかを調べました。
その結果、薬を投与したマウスは、内臓脂肪の「老化細胞」が47%減少していて、
動脈硬化の状態などが改善していることが確認できたということです。
老化防止の作用機序
グループによりますと薬を投与したマウスでは特定の酵素が活性化し、「老化細胞」にある
免疫から逃れる働きのたんぱく質を分解していたということで、
免疫によって「老化細胞」が除去されたとみられるということです。
ヒトへの活用への期待
南野教授は「加齢に伴う病気の治療にこの薬が役立つ可能性がある。
ヒトでも同じ効果が確認できるかについて研究を進めたい」と話しています。


私がこの記事に興味を持った理由は、今勉強している糖尿病の薬が
別の方法で役に立つ将来が来るかもしれないと思ったからです。
「SGLT2阻害薬」の作用機序が余分な糖を尿と一緒に排出する
作用のため、体内の糖が減ることで、老化細胞が減少する働きに
繋がるのかなと思いました。
薬が本来の目的以外で用いられるようにする研究は
素晴らしいと感じました。

