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適切な睡眠時間が心房細動の予防に重要

薬学生のスクラップ 2022年 第1期 ④

「適切な睡眠時間が心房細動の予防に重要」 (メディカルトリビューン)

睡眠時間が短時間、長時間、不規則であっても心房細動(AF)リスクが上昇


適切な睡眠時間が心房細動の予防に重要


 心房細動(AF)の予防には、日ごろから規則正しく適切な長さの睡眠を取ることが肝要である。
国立循環器病研究センター健診部では、
都市部地域住民を対象とした吹田研究の解析およびこれまでの疫学研究とのメタ解析を行い睡眠時間とAFの関係を検討した。

その結果、睡眠時間が短時間、長時間、不規則であっても心房細動(AF)リスクが上昇することが分かったとEPMA Journal(2022; 13: 77-86)に発表した。(関連記事「長寿には7時間睡眠」「22~23時の入眠で心血管イベントリスク低減」)


短時間、長時間睡眠でリスク1.2倍

 これまでに、睡眠時間が短くても長くても循環器疾患リスクは高まることが報告されているが、
睡眠時間とAFの関係については国内での報告はまだなく、海外でも限られていた。
そこで研究チームは今回、吹田研究の解析および前向き研究とのメタ解析を行い睡眠時間とAFの関係を検討した。

 対象は、吹田研究に参加した30~84歳の都市部一般住民のうちAF既往歴がない6,898人(男性3,244人、女性3,653人)。
追跡期間中の心電図、診療記録、検査値、死亡診断書などから、AFの新規罹患を確認した。
ベースライン時の調査における1日の平均的な睡眠時間で、

①6時間以下(短時間睡眠群)
②6~8時間未満(基準群)
③8時間以上(長時間睡眠群)
④不規則(不規則睡眠群)

―の4群に分類。基準群に対する他の3群のAF罹患リスクのハザード比(HR)を、Cox回帰分析法を用いて算出した。


 
 解析の結果

 
 今回の研究の結果、

「日ごろから、睡眠不足や睡眠過多、睡眠時間が不規則にならないように心がけ、規則正しく適切な長さの睡眠を取ることが、AF予防に重要である」と結論づけることができた。

今回の結果を踏まえ、「古典的危険因子に生活習慣要因を加えることで、
心房細動:AF発症を予防するには食事、運動、睡眠などどのような生活習慣の改善が必要かを提示できる可能性がある」と言える。

ひよこ学生の感想うさぎ

短時間の睡眠だけでなく、長時間の睡眠も心房細動のリスクが上昇することがわかりました。
私も予定のない日はついつい遅くまで
長時間寝てしまいがちですが、これからはしっかり起きて
規則正しい生活をします。
また、その他の生活習慣も心房細動のリスクに関係する可能性があるということで
普段から規則正しく健康的に過ごすことが
一番の予防だと思いました。

                クローバーおしまいひよこ

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