紅茶の成分には心臓病などの循環器疾患を防ぐ作用があります。
ところが、ミルクを加えて飲むと、この効果が阻害されるとの研究結果を、ドイツの専門医らが発表しました。
①お湯
②ミルク入りの紅茶
③ミルクなしの紅茶
この3パターンで、超音波画像で腕の動脈の状態を観察しました。
飲む前と2時間後のデータを比較したところ、ミルクなしの紅茶を飲んだ後は、お湯を飲んだ場合に比べて血管の弾力性が増し、血液の流れが改善することがはっきりと分かりました。しかし、
ミルク入りの紅茶ではこうした変化が全くみられなかったということです。
紅茶で血行が良くなるのは、カテキンという抗酸化物質の作用。しかし、ミルクに含まれるカゼインというたんぱく質がカテキンと結び付き、この作用を抑えてしまうのだそうです
英国には紅茶を飲む習慣がありますが、心臓病や脳卒中の発生率が特に低いわけではないそうです。それは、英国人が伝統的にミルクティーを好むためではないかと研究者は言っているそうです。
ところが、ミルクを加えて飲むと、この効果が阻害されるとの研究結果を、ドイツの専門医らが発表しました。
①お湯
②ミルク入りの紅茶
③ミルクなしの紅茶
この3パターンで、超音波画像で腕の動脈の状態を観察しました。
飲む前と2時間後のデータを比較したところ、ミルクなしの紅茶を飲んだ後は、お湯を飲んだ場合に比べて血管の弾力性が増し、血液の流れが改善することがはっきりと分かりました。しかし、
ミルク入りの紅茶ではこうした変化が全くみられなかったということです。
紅茶で血行が良くなるのは、カテキンという抗酸化物質の作用。しかし、ミルクに含まれるカゼインというたんぱく質がカテキンと結び付き、この作用を抑えてしまうのだそうです

英国には紅茶を飲む習慣がありますが、心臓病や脳卒中の発生率が特に低いわけではないそうです。それは、英国人が伝統的にミルクティーを好むためではないかと研究者は言っているそうです。