米ぬかとアトピー
米ぬかが
アトピーに効くそうです
米ぬかに含まれる成分に
γ(ガンマ)―オリザノールというものがあるのですが、
この成分が、アトピー性皮膚炎などのアレルギーを引き起こす
「IgE抗体」にくっつき、
炎症作用などを抑えるということがわかったのです。天然成分に由来する新しい抗アレルギー薬につながると期待されています。(読売新聞)
アレルギーは、免疫細胞が作る
IgE抗体と抗原が、肥満細胞に作用してヒスタミンなどの
「かゆみ物質」を血中に放出して、
炎症やかゆみを起こす症状です。
米ぬか成分が
IgE抗体と結びつくことで、
かゆみ物質の放出が
70~80%抑制されたのです。
これは、これまでの抗アレルギー薬の抑制効果を上回っているというので驚きです。
さらに、米ぬか成分が肥満細胞以外の免疫の働きを弱め、
炎症を抑えることもわかったそうです
米ぬかは
年間90万トン廃棄されているそうです。今後はスキンケア商品として有効活用が期待できそうです