土用丑の日

今日、7月30日は土用丑（うし）の日　

土用は立秋の前１８日間のことで、そのうち、えとの「丑」に当たる日に夏ばて防止としてウナギを食べると体に良いとするこの習慣、いったいいつから始まったのでしょう。


　答えは江戸時代中期のころ。仕掛け人は『平賀源内』とする説があります。
「エレキテル」とうなぎはどのようにつながるのでしょうか。


　「うなぎが売れない」と知り合いのうなぎ屋に泣きつかれた平賀源内は

『土用の丑の日、うなぎの日。食すれば夏負けすることなし』というキャッチコピーを考案したそうです。

そして、うなぎ屋は「本日土用丑の日」という看板で客を寄せ、大繁盛したということです

　作戦は大成功、現代にまで継承されていることから考えても、平賀源内は天才コピーライターなのです。

　さて、肝心なうなぎの効能です。

　うなぎは人間が吸収しやすい良質の油を含んでおり、血行が良くなる効果があります。

　また、ビタミンＡやビタミンＢ群が豊富に含まれています。

　ビタミンＡは、皮膚や粘膜のうるおいを保ったり、目によいとされています。

　ビタミンＢ群を多く含み、美肌効果があります。ビタミンＢ１が疲労回復に効果があります。

　さらにうなぎは、カロチンを含んでおり、ガンを抑える効果があるといわれています。

特に美肌効果が優れており、うなぎ屋の主人はみんなお肌がキレイだということです