ブロッコリー

オリーブ薬局

2007年05月17日 23:47

イギリスでは、野菜をやわらかくなるまでゆで続けるのが一般家庭では良く見られる調理法だそうです。

ところが、ブロッコリーやキャベツ、芽キャベツといったアブラナ科の緑黄色野菜は、ゆでることで抗ガン成分が水中に溶け出し、野菜にとどまる量が大幅に減って、その健康効果が減弱してしまうという調査結果が報告されました

これらの野菜にはグルコシノレートと呼ばれる、苦味の元でもある成分が多く含まれていて、心臓病やガンの予防に役立っているのだそうです。

 ウォーリック大学の研究者チームが、調理方法により、ブロッコリーやカリフラワー、キャベツ、芽キャベツに含まれるグルコシノレートの量がどれだけ変化するかという実験を実施しました。

その結果、グルコシノレートの量は

ブロッコリーを10分ゆでるとそれが半分に、

30分ゆでると77%も減ってしまうことがわかったのです。

カリフラワーは30分ゆでると75%減、

キャベツでは65%減、

芽キャベツでは58%減ってしまうのです


健康的な食生活のためには野菜は蒸すか炒める、または電子レンジで調理したほうが、栄養を効果的に摂取できるということのようです

またグルコシノレートの量は冷凍や解凍でも減少するものの、冷蔵保存ではほぼ変わらないそうですよ