睡眠と記憶

記憶は睡眠によって補強されることがわかりました

米ハーバード大での研究です。（朝日新聞）





　１８～３０歳の健康な男女４８人に、２０ペアの単語を記憶してもらました。

１２時間後にペアをどれだけ覚えていられたかを調べます。

　①覚醒組→朝９時に記憶後ずっと起きたままでいて夜９時にテストする

　②睡眠組→夜９時に記憶後眠って朝９時にテストをする

　結果は、睡眠組の成績の方が覚醒組よりも１２％もよかったそうです。

ちなみに各組の半数の人にはテスト対象ではない単語を記憶後に見せて記憶の妨害をしたのですが、

妨害した場合では、睡眠組の成績は覚醒組を４４％も上回っていたという結果が出ました。


　この結果から、徹夜でテストに臨むより、勉強した後に眠った方がテストの成績はよくなるということがわかりました


また、睡眠障害があると、認知症の記憶障害などを悪化させる恐れがあると研究者は話しているそうです。

　

　学習効果を高める話題をもうひとつ。

学習効果を高めるには 正解をほめるだけでなく、間違いを指摘することも大切だそうです

というのは脳には自分の行動が正しかったときに働く細胞（やったー細胞）と、間違ったときに働く細胞（しまった細胞）が、それぞれ別々に存在しているからなのです。（朝日新聞）

わかることと、わからないこと両方があることで、脳細胞は活性化するのだそうです