学生のスクラップ⑪

学生のスクラップシリーズです。

『うつ病誘う寝不足』

睡眠不足が続くとイライラしたり、気分が落ち込んだりします。

脳へどのような影響を及ぼしているか、国立精神神経医療研究センターで、調査が行われました。（朝日新聞）

≪実験≫

①１日８時間、５日間睡眠をとったグループ

②１日４時間、５日間睡眠をとったグループ

　に分けて、


Ａ）楽しそうな表情の写真

Ｂ）恐怖心を抱いている表情の写真


　を見せたときの脳の変化の違いを調べました。



≪結果≫

　Ａ）喜びの表情を見せても①、②に脳の変化の違いはなかった。

　ところが・・・・

　Ｂ）恐怖の表情では、②の人たちは脳の中心部、不安や恐怖をつかさどる、『扁桃体」という部分が過剰反応していた。

　さらに、『扁桃体』の暴走を止める脳の働きも落ちていた。

≪考察≫

　不快な刺激に対する過剰反応は、うつ病の準備状態と言える
　脳の反応。
　睡眠不足によって、うつ病が引き起こされる可能性を確認する
　ひとつの実験と言える。

≪ちなみに≫

　日本人の平均睡眠時間は１８ケ国で韓国に次いで短い


≪学生の感想≫

　睡眠をたくさんとることで、うつ病を予防したい